高校生の世界史では、 「自分の願いを叶えるためにタイムスリップをし、秘密の道具を一つ選び、どの時代の、どの地域に行きたいのか。その願いの内容・理由を当時の時代背景・当地の地域性を考慮して1,000字以内で説明して下さい。」という課題のもと、寄せられたレポートの品評会を進める形でオンライン授業が行われました。
題材例
◇ 『冷戦構造をあえて維持することで、現在の世界の混乱を止めたい』
◇  『1500年代のスペインへ行き、マゼランの航海を無事に完結させたい』
◇  『科学者(ガリレオ、ケプラー、ガロア、テスラなど)の発明を手伝いたい』
◇  『ヒトラーを改心させて、ホロコーストを阻止したい』など、
これらはごく一部ですが、オリジナリティー溢れるストーリーが続々と紹介されました。

生徒の感想例
◇ 同級生とは思えない知識量、表現力に圧倒された。
◇ 自分もこういう文章が書けるようになりたい。
◇ 最初、1000字という数字に圧倒されたけど、書き始めるともっと書いてしまいまとめるのに苦労した。
◇ 先生が面白い。
◇ 120分が短く感じられた。
◇ 次回の授業が楽しみでならない。

以下は教員からのメッセージです。
「対面型の授業では少人数の生徒の意見しか拾うことができませんが、チャット機能を使うとより多くの生徒の声を拾って、反応することができます。また、チャットで展開される応答は、授業の生の議事録となるため、授業を記録、保存、振り返りなどの資料化を行う上で大変便利です。
主役はあくまで生徒のレポートであり、教員はその中に登場するキーワードを解説し、関連する事象、事件についても紹介しました。また、世界史上の事実の背後にある、自然環境、文化的事象に焦点を当て、あえて真逆の条件(湿潤地域なら乾燥地域、王政なら共和政)を提示して事件の本質を生徒が考察しやすい環境を作りました。」



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