8月11日(金)から8月21日(月)の11日間、希望した水都生はハワイでホームステイと海外研修に参加しています。
この記事では、海外研修の様子を随時更新していく予定です。
彼らの11日間を是非ご覧ください!


DAY1(出発~花火鑑賞)


いよいよハワイに向けて飛び立ちます。
中学生・高校生合計20名の水都生が保護者の方に見送られ元気に出発しました。
搭乗前に、今回参加する水都生全員で集合写真を撮影しました。



飛行機は8時間の長いフライトで少しゆれがあったため、あまり眠ることができなかった水都生もいたようです。
それでも、元気にホノルルに到着し、初日のスケジュールをこなすことができました。
初日は午前11時に到着し、まずはワイキキのショッピングセンターで昼食を取りました。
この日だけしか訪れることができない観光エリアを巡ることができ、生徒たちは楽しい時間を過ごしました。



そして、20時には毎週金曜日にヒルトンホテルで行われる花火ショーをビーチから鑑賞しました。
日本とは異なる美しい花火に、初めての海外渡航の水都生も目を輝かせていました。



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DAY2(現地校到着~ホストファミリーとの初対面)


2日目はいよいよJames Campbell High Schoolへ訪れる日となりました。

朝食はグループごとに有名なパンケーキ店で過ごしました。



バスでJames Campbell High Schoolに到着すると、ブラスバンド部の生徒と先生がカフェテリア前に集まり、見事な演奏で私たちを出迎えてくださいました。
水都からの代表団は、団長と副団長の感謝のスピーチの後、J-pop、K-pop、ヲタ芸、そしてソーラン節の踊りを披露しました。
会場は大いに盛り上がり、一気に打ち解ける雰囲気となりました。



広大なキャンパスを活用してスカベンジャーハントを行った後、お昼ごはんを受け取り、それぞれのホストファミリーのもとへ向かいました。

James Campbell High Schoolの皆様と各ホストファミリーの皆様、これからの10日間どうぞよろしくお願いいたします。



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DAY3(ホームステイ先滞在中)



3日目は、ホームステイ先のご家庭ごとに現地の休日を体験しました。


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DAY4(現地校での授業開始)


今日は月曜日、そして James Campbell High School での授業が遂にスタートしました。
この学校は生徒数が3,000名、教員数が215名という規模で、ハワイ州内では最も大きな公立高校の一つです。
さらに、IBプログラムも提供しており、多彩な教育プログラムが展開されています。



同年代のバディに案内してもらいながら、水都生は広大なキャンパス内を巡りました。
キャンパス内には Culinary、Graphic Design、Agriculture、Band、Automotive、Woodworking、そしてROTC(Reserve Officers' Training Corps)などの様々なクラスがあり、それぞれの教室を訪れたり、授業の様子を覗いたりしました。

これらの授業中には、日本の学校ではなかなか見られないものも多くあり、水都生は興奮しながら参加していました。
新しい経験に目を輝かせ、積極的に授業に取り組んでいる様子が伺えました。



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DAY5(ハワイのテレビ局見学)


この日は午前中にハワイのテレビ局(Olelo Community Media)の見学にいきました。
テレビ局の方々からは「言論・表現の自由をまもり、社会の中の小さな声を聴き、失われつつあるハワイ固有の文化を記録していくために活動している」という説明を聴き、水都生それぞれが思索を巡らせているようでした。



また、施設内では最新の機器を実際に操作させていただいたり、水都生のメッセージ動画を本格的なスタジオで撮影する機会をいただきました。
カメラマン、タイムキーパー、メッセージ担当者といった様々な役割に分かれて撮影を行いました。
そして驚くことに、撮影した動画は番組間のインサート動画として実際に半年間にわたって放映されることになりました。
テレビ局の方々からは、「マウイ島での山火事など深刻なニュースが続いたハワイで、未来に向けた明るい話題として放送したい」と言っていただきました。

午後からは再びJames Campbell High Schoolの授業に参加し、充実した一日となりました。



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DAY6


この日は、今回の海外研修の主たる目的の一つであるパールハーバーに訪問しました。
現在実際に使用されている米軍基地エリアなどもあり、これまでとは違った緊張感も感じながら、アリゾナ記念館、ミズーリ記念館、ビジターセンターにある博物館をめぐりました。


アリゾナ記念館では、1941年12月7日の日本軍による真珠湾攻撃で沈没したアリゾナの上に設けられた見学施設までボートで行きました。
戦後80年以上たった今でもオイルが漏れ続けている様子や海面から突き出した砲座、900名以上のご遺体が未だ収容されていないことなどを知りました。


ミズーリ記念館では、真珠湾攻撃の後に竣工した戦艦ミズーリに乗船し、1945年の硫黄島上陸作戦、沖縄上陸作戦、1950年からの朝鮮戦争、1991年の湾岸戦争までの歴史を学びました。
1945年9月2日には東京湾に停泊したミズーリ艦上で連合軍の代表と、日本の政府全権重光葵などとの間で降伏文書への調印式が行われたことを知り、その際の写真や調印をした場所、調印文書のレプリカなどを見学しました。

水都生は、パールハーバーの展示は様々な人種・民族がいて、世界各国からの見学者がいる状況の中で様々な角度から客観的に説明されていると感じたとのことでした。 事前学習で、IB歴史の教科書と日本の検定教科書の戦争についての記述の違いなどを学んでから訪問したため、考えさせられることも多かったようです。



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DAY7


この日は、KHON2というテレビ局、イオラニ宮殿、そしてハワイ・パシフィック大学周辺を訪問しました。
KHON2は先日訪れたOlelo Community Mediaと異なり、幅広いジャンルの番組を提供しており、娯楽から報道まで多岐にわたるコンテンツを扱うテレビ局です。
それぞれのテレビ局の役割の違いによって、番組内容やスタジオのデザイン、スタッフの規模にも違いがあることを学びました。
また、全米でベストスタジオデザイン賞を受賞したスタジオも見学させていただきました。

イオラニ宮殿は、ハワイがアメリカに併合される前にハワイ王朝が使用していた宮殿です。
宮殿内部には日本の天皇家から贈られた調度品などが飾られており、実際に使用されていた当時の様子を垣間見ることができ、ハワイの歴史に触れる貴重な機会となりました。


その後、ハワイ州政府ビル、カメハメハ大王像が建つハワイ州最高裁判所、ハワイ州のビジネスの中心であるビショップストリート周辺などを巡りました。
これにより、ワイキキや学校がある地域とは異なる、もう一つのハワイの側面を垣間見ることができました。


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DAY8


この日は、YMCA of Honolulu の拠点の一つであるKaimuki-Waialae Branchを訪問しました。
YMCA of Honolulu は1869年に設立され、オアフ島各地に拠点を展開しており、またNorth ShoreにはCamp Erdmanという名高いキャンプ場も有しています。
Kaimuki Branchでは、2歳の幼児から102歳の高齢の方まで対象としたプログラムを提供しています。
その日は高齢者向けのプログラムに参加し、J-PopやK-Pop、ヲタ芸ダンス、そしてソーラン節を披露させていただきました。
特に全員で踊るソーラン節では、皆さん大いに盛り上がり、「どっこいしょ、どっこいしょ」というフレーズの意味や使用される状況について、多くの質問が寄せられました。
その後、日本文化を紹介するために、かるたやおはじき、コマ回しなどのアクティビティを一緒に楽しみました。

水都国際中学校・高等学校は、学校法人大阪YMCAが指定管理法人として運営しています。
大阪YMCAが2018年に選ばれた理由の一つとして、YMCAが持つ世界122の国と地域に広がるグローバルネットワークが挙げられます。

長らく新型コロナウイルス感染症の影響でそのネットワークを活用する機会が制約されていましたが、今回の研修において、ようやくそのネットワークの一部を活用することができました。

水都生は通常の学校や観光地、博物館とは異なる地域コミュニティの一端を体験することができた貴重な一日となりました。



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DAY9


この日は土曜日で、学校はお休みでした。
そして、ついに明日は帰国の日です。
最後の休日をホストファミリーと共に過ごしました。



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