イタリア・ローマで10月27日~10月30日まで行われる、Julibee of Educationは2日目です。2日目は、1日を通して生徒と教員はそれぞれのワークショップに参加しました。生徒のグループは、1日目の午後と同じ会場で、教員は2日目からのワークショップで集合場所近くのLUMSA大学の講堂で行われました。
 午前中は、参加した先生方の自己紹介や、自分の住んでいる街を世界地図にピン留めしたり、チェックインのような時間になりました。その後、生徒のスキルや能力を伸ばすための視点として、教室外の活動がいかに有効か、という点の情報と、各国の教育の中ではどのようなことが行われているかの共有をお互いにしました。休憩をはさみ、生成AIで絵を描かせるツールと、そのプロンプトについて講義を受け、1枚の絵を考えた通りに、生成AIに絵を描かせるためには、かなり細かいプロンプトを作成する必要があることや、絵を修正したい場合は文言をどのように替えたらよいかという実践的な話を聞くことができました。その後、小グループごとで、生成AIに絵を描かせることになりました。お題は、1日目の開会式の1シーンの様子や写真を用いて、生成AIにポエムを用いて絵を描かせるということに取り組みました。今回はそのポエムも、実際の写真をもとに生成AIで作らせ、そのポエムから生成AIに絵を描かせる作業を行いました。実際の授業で、生徒に生成AIをどのように使わせるか、どのような設定で使わせるかということを想定したものでした。



 昼食は、昨日同様、サンピエトロ寺院を見晴らせる場所で、立食ビュッフェでした。
 午後のスタートは、開会式でも公演された2023年Global Teacher Prize の先生とGlobal Students Prizeの方が、教員チームに10分づつほどの講演をしに着てくださって、教育についての熱い思いや、それを担っている先生方全員に激励のお言葉をいただきました。その後は、主に生成AIを使ったスライドの作成法や、生成AIを用いて午前中に作成したポエムで曲を作る作業などをして、多くの生成AIの紹介と実際に使用していくということを行いました。



 最後に、夜は、Pantheon宮殿にてイベントがあるということで、20時15分に到着するように向かいました。非常に大きく、400人程度が入っても余裕がある宮殿内で、今回のイベントのゲストで呼ばれている方がイタリア語で説明をしつつ、最後は宮殿内の壁面を使ったプロジェクションマッピングを鑑賞しました。内部を見学するだけでも素晴らしかったですが、さらにプロジェクションマッピングまで見ることができて素晴らしい体験でした。
 明日は、午前中は最後のワークショップを行い、午後はサンピエトロ寺院の見学ツアー、夜21時からは盛り上がるイベントの予定になっています。




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