【出身中学校】大阪市立北稜中学校

【在学時のコース】グローバルコミュニケーション(GC)コース

【在学時の主な活動】Impact Citizens for SDGs

【進学先】関西大学
政策創造学部・政策学科

 水都を志望したきっかけは、中学校の英語の先生の勧めでした。元々英語が好きで、在学中は英語で話すことを恐れずに英語ネイティブの先生と積極的にコミュニケーションを取ること、水都でしかできないことをめいいっぱい楽しむことに注力しました。

 今思えば、水都にしかない強みは何と言っても自分が好きになれることであったと思います。周りから見ると少し変わっているかもしれませんが、自分を最大限に表現することができ、それをお互いが認め合う文化の中で、ありきたりではなく自分がしたいことを常識の範囲でしてもいいという新たな価値観を持つことができました。そしてそんな自分を好きになれました。また、校内は多様性に溢れており、分かり合えずに対立しながらも、その分新しい発見・価値観に出会うことで視野を広げることもできました。



 学習面で特に印象に残っているのは、TOK(Theory of Knowledge、知の理論)です。答えのない問いについて考えるのは想像以上に大変で、思っているのに言語化できない悔しさや、自分の知識の無さを実感させられました。答えのない問いに対して全力でぶつかっていくと、自分の考え自体に驚く場面もあり、振り返れば自己理解にも大きく役立ちました。

 進路選択では、水都で英語に、GAPSでSDGsに、TOKで答えのない問いに全力でぶつかった経験を継続するため「正解のない課題と向き合い、アイデアを磨き上げ、解決に近づく提案を発信すること」を掲げている、関西大学政策創造学部への進学を決めました。


実際、毎日が本当に水都の延長線のような経験になっています。多様な専門を学ぶことで複眼的能力を養い、世界の諸問題に対して様々な視点から柔軟に考察できるようになりたい、と考えています。ゼミでは特にTOKの授業が役に立っています。グループワークでは自分から率先して意見を出し、言語化し、自分たちなりの答えを導き出す機会が多々ありますが、自分の意見が評価された時には水都での経験が活きている感覚が明確になり、3年間の苦労は無駄では無かった、と実感しています。


 水都での3年間を通して、「自分で何かを発信することができる人になりたい」という目標に出会えました。在学中は「私」を最大限に生かそうと、水都では何かに挑戦するきっかけを生み出してもらい、一緒に頑張ってくれました。説明会の司会に挑戦させてもらったり、紹介動画に出演させてもらったりと、将来の夢を全力で応援してくれた先生方がいたから、今、将来の目標に向かって全力で進むことができています。現在は政策創造学部学園祭実行委員に所属し、水都で磨いたリーダーシップや発信力を活かせています。今後は「広い意味で社会に貢献する」、「社会に必要とされる人材になる」という目標のもと、夢の実現に向けて引き続き歩み続けていきます。




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