【出身中学校】豊中市立第十三中学校

【所属コース】IBコース(理系)

【在学時の主な活動】
・バトミントン部
・Astrobotany Intern
・社会問題に関する講演会の企画・登壇

【進学先】
University of Minnesota Twin Cities
Aerospace Engineering


水都を選んだ理由

私は水都国際中等教育学校の3期生として、IBコースに所属していました。
水都を選んだ理由は、高校で英語と理系科目を集中的に学びたかったからです。
その際に大阪府内でその両方を学べる学校を探したんですけど、 なかなかいい学校が見つからなかったです。
その中で水都だったら数学とか化学とか物理の授業を英語で受けられるっていうのを知り、水都を受験しようと思いました。


学校生活について

学校生活は想像していたよりもずっと楽しく、特に行事ではクラスのみんなが積極的に取り組む姿が印象的でした。
体育祭や文化祭では、クラスの一員として出し物を企画・準備する中で、楽しい思い出がたくさんできました。
水都では、課外活動に積極的に参加する生徒や、独学で外国語を高いレベルまで習得している仲間と出会い、多くの刺激を受けました。
みんなで生活・学習を共にする中で、私も積極的に課外活動を探して参加したり、新しい方法で英語を学んだりするようになり、自分自身の成長につながりました。



IBについて

将来は理系分野を学びたいと考えていたので、最初はGSコースに興味を持っていました。
しかし、高校1年生の秋に「Pre IB」というIBの授業を体験する機会があり、その授業がとても面白く感じたため、最終的には第1希望をIBコース、第2希望をGSコースにして出願しました。

IBコースでは課題や課外活動に特に力を入れて取り組みました。
中でも、約1年をかけて行う「Extended Essay」は、先生のアドバイスを受けながら自分の興味を深める貴重な機会でした。
私はロケット分野を選び、リサーチを通して自分の関心と向き合い、深く探究できたことが大きな学びとなりました。


水都で得た学びと成長

水都での学びで特に印象に残っているのは、プレゼンテーションやレポート作成といった新しい形式の課題です。
最初は難しく感じましたが、繰り返し取り組むうちにスキルとして身につき、大学での学びにも確実に活きていると感じています。
大学の授業でも、学んだことを発表したり、実験結果をレポートにまとめたりする機会が多く、高校時代に得た基礎が大きな支えになっています。

また、水都に入学するまで海外経験はありませんでしたが、英語で行われる授業や外国人の先生との日常会話を通して、自然と英語力が伸びました。
日常会話はもちろん、学術的な英語も学ぶことができたと思います。


IB最終試験と大学出願の両立

IBの最終試験が始まる前は、授業中に過去問を解いたり、放課後も友達と勉強したりして試験対策に集中していました。
家では苦手な分野を重点的に復習していました。試験直前の1週間は実感がわかず、焦りもありましたが、終わったときには大きな開放感がありました。
ただ、私の場合は試験後すぐに大学出願の準備があり、ほとんど休む間もなく出願作業に取りかかりました。



大学進学について

私はアメリカの大学を第一志望とし、10校に出願しました。
加えて、奨学金が取れなかった場合のことも考えて、学費が比較的安価なヨーロッパの大学にも4校ほど出願しました。
いずれも航空宇宙工学の専攻を出願しました。

アメリカを志望した理由は、ロケットや宇宙分野の研究において世界の最先端を行っているからです。
大学では課題や授業に忙しい日々を送りながら、学生グループの一員としてロケットの製作・打ち上げにも取り組んでいます。



自分の変化とこれから

3年間を通して、自分は「コミュニケーションできる人」になったと感じています。英語力の向上はもちろん、自分の考えを相手にしっかり伝える力も、プレゼンやディスカッションを通じて伸ばすことができました。将来はさらにこのスキルを高めていきたいです。
そして、将来的にはロケット工学を学び、低価格で打ち上げやすいロケットを日本で開発したいと思っています。
日本企業がより多く宇宙産業に関わりやすくなるような環境を、自分の力で実現したいというのが、私の夢です。



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