高校2年生の化学では模型製作を行いました。模型は金属を形成する結晶(金属結晶)と、結晶を形作る単位(単位格子模型)を指しています。
模型製作は、結晶の構成を示す式の意味の違いを理解し、構成単位の配置の違いを立体的に理解するために行いました。
材料はとてもシンプルで、発泡スチロール球や透明アクリル板を組み合わせてできる簡易な模型ですが、完成した模型を開けたり閉じたりすることで、学習した内容をいつもとは違う視点から確認することができました。このように、計算が主になる「理論化学」を様々な手法で学んでいます。