大阪市立美術館で行われた”第41回・大阪市立高等学校 芸術祭”で、高1の美術選択生徒が作品を出品しました。

作品のタイトルは ”私はモナリザ” オンライン授業から生まれたアイデアです。

コロナ渦、マスクが皮膚の一部のように日常化し、クラスメイトの”素顔”を知らないまま入学してきた高校1年生。
”作品”になりきってみる。という、授業内容から派生し、普段、隠している”口”を、モナリザの微笑みのように、あえて見せ、口角を上げ、普段、見せている”目”を、モナリザの”目”で隠し、モナリザの微笑みのように、クスッとした笑みを世界へ向けて配信しました。

殺伐としたコロナ禍の社会。「このプロジェクトを通して、”来場者”の方にも笑みのおすそ分けをし、くすっと笑ってもらいたい」というのが、今回の作品コンセプトです。このプロジェクトは、一人では撮影できないので、おのずと、コミュニケーションが生まれます。個々の顔に”モナリザの目”のパーツを合わせるのは、意外と難しく、スマホやPCを上手く使い、モナリザの片目だけを切り取ったり、顔の半分をモナリザ化してみたり、と、ユニークなモナリザがたくさん誕生しました。



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