CASプロジェクト ATC INNOVATION WEEK
私たちは国際バカロレアコースのCASプロジェクトの一環として「ATC INNOVATION WEEK〜これからの命のためにできること〜」に参加しました。CASとはCreativity(創造性)、 Activity(活動)、 Service(奉仕) の略で、自己決定をしたり、他者とともに活動する中で目標達成や自己成長を目指す活動のことを指します。今回はそのCASの中核であるCASプロジェクトについて、私たち2人の活動を紹介させていただきます。
2021年12月11日(土)・12日(土)に「ATC INNOVATION WEEK〜これからの命のためにできること〜」というイベントに参加させて頂きました。このイベントのコンセプトは、「SDGs各課題へ先端技術を用いた解決策を体感できる」です。このイベントに2人で参加させて頂くことになりましたが、お互いや展示したいことが異なっていました。そのため、別々に作業をすることにし各自で進めていくことにしました。1人は企業の方とのコラボレーション(①)、1人は環境問題に関する活動(②)を希望していました。各自の希望を叶えるためだけではなく、ATCの方のニーズに合うように内容を加工してきました。
①マイクロプラスチックに関するポスターを用いた展示
私は若者に向けた展示を行うことを計画し、マイクロファイバーなどのファッションに関係する問題は若者の生活と密接な関係にあるので、若者を対象とした展示に適していると考え、マイクロファイバー問題に関するポスターを作成し、展示を行いました。自分自身、ポスターのデザインなどは得意ではなかったのですが、ATCの方にアドバイスを頂いたりして多くの人に見やすいと思ってもらえるようなポスターを作成しました。最初は初対面の方に話しかけることを躊躇してしまいしたが、回数を重ねるにつれてポスターの説明も上手く出来るようになりました。今回の活動を通して、マイクロファイバー問題を多くの人に伝えるという目標を達成することができました。
②小学生向けの環境問題の啓発活動
小学生のうちから環境問題について興味をもってほしいと考えたので「Kahoot!」というクイズ制作アプリを使い、地球温暖化についてのクイズ大会を小学生の方を対象に実施しました。クイズが終わった後にポスターを解説し、振り返りをしていただきました。このポスターは、「地球温暖化を防ぐために私たちができる対策は何があるか」をできるだけ少ない語数で分かりやすく伝えられるように工夫を施しました。また、参加者の方に任意でアンケートを実施し、振り返りに使用しました。その結果から、多くの方が地球温暖化問題について関心を持ち、楽しく学んでいただいたことがわかりました。このアンケート結果から、たくさん工夫を施して展示を行った甲斐があったと思い非常に嬉しく思いました。
振り返り
この展示を通して、タイムマネジメントの重要性について学びました。展示の日程が近づいてくると、修正しなければならない点や終わっていない点があると気づき、焦る場面が多かったのでこの機会を機に時間を逆算して計画を立てるように習慣づけます。また、今まで外部の方とメールのやりとりをすることがなかったので、メールのマナーも学びました。良かった点としては、一人あたりの展示時間は少なかったですが、ポスターを分かりやすくするために何度も修正したりするなどした甲斐もあり、思っていた以上に多くの方に自分の伝えたかったことを理解して頂けたことです。
最後にこの展示を実施するにあたってご協力いただきましたアジア太平洋トレードセンター株式会社の皆さま、先生方ありがとうございました。