防災部 防災士資格取得への道(後編:試験合格~今後の展望)
本校のGAPSの一つであるである防災部に所属する生徒らが防災士資格取得試験を受験し、見事防災士資格を取得しました。
防災士資格は、日本防災士機構が認証した研修機関が実施する「防災士養成研修講座」を受講した後、日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」に合格し、全国の自治体等が主催する「救急救命講習」を受講することで取得できます。
今回受験した生徒の中には、満点合格の生徒もいました!
今回の後編は、防災士資格を取得した生徒に、合格した時の気持ちから今後の展望までを語ってもらいました。
※前回:防災部 防災士資格合格への道(前編:防災部入部から試験勉強)
ぜひ最後までご覧ください!
合格を知った時はどんな気持ちでしたか?
「合格発表の際はとても緊張していました。防災士資格は、合格率が高く学校の中でも絶対合格しなければならないというプレッシャーがありましたが、通知が来たときは安心感でいっぱいでした。他の部員も全員合格していてホッとしました。」
「嬉しい。これに尽きると思います。自分は更に満点合格だったので、胸を張って防災士を名乗れると思いました。」
「僕は満点合格ではありませんでしたが、合格だと分かった時はホッとしました。」
「嬉しさもありましたが、どちらかと言えば解放感が大きかったです。もし友達が受かって自分が落ちてしまったらどうしよう、全力を出し切れるだろうか、などなどの心配が肩から消えたという感じがありました。けれども、防災士合格を新たなスタートにして、さらに学びを深めていかなければならないと思いました。」
「長い勉強を経て、いざ試験でスラスラと記述できたその瞬間、そしてその後吉報を聞けたときには達成感が半端ではなかったです。これまでの勉強の時間が思い出されたと同時に、自分はあの分厚い1冊を知識としてコンプリートできた、という実感、そして同時に自信も感じました。見える形で獲得できた『防災士』の称号以上に、見えないものにおいても、得ることができたものがあった、と今では感じています。」
今後の展望は何ですか?
「大阪万博にブースを出したりこの活動を広めることです。防災部という珍しい部活ですが、他の学校にはないという特徴を逆に生かして、自分たちの活動を知ってほしいです。個人的には、地域活動に参加して近所や地域の避難場所の確認や、防災意識の向上を目標にしています。」
「更に防災のスキルアップに努めると共に、防災部の1番の目的である防災をもっと広めていくことに尽力したいと思っています。」
「私たち防災部は、グローバルユース防災サミットへの参加など、国内外問わず、様々な人を巻き込んでいけるような活動にしようと考えています。また、2025年の大阪万博にブースを出展することも目標にしています。」
「より水都国際防災部をいろんな方に知っていただけるために、グローバルユース防災サミットなどの交流行事や、メディア取材なども多く来たら良いなと思っています。そして、校内での防災意識向上に向けても取り組んでいきます。個人でも、地域の防災訓練に引き続き参加して、若い立場からでも積極的に意見を届けていきたいです。」
新入生や生徒に向けてコメント・アピールなどあれば教えてください!
「防災士自体が、お手伝いという感覚ではなく率先して行動したり責任感のある役目になるよう努めていきたいと考えています。新入生には、日本で生きていくという上で求められることを自分で説明できるような意志を持った後輩にぜひ来てほしいなと思っています。」
「この水都国際防災部では、国内や海外の防災に取り組んでいる団体とともに活動を行ったり、防災についてたくさん知ることができたり、水都のGAPSだからこそ味わえる貴重な経験の数々に出会うことができます。防災部での経験が将来の自分に多くのメリットを生むことは間違いありません。水都と言えば防災部と言ってもらえるようにこれから頑張っていくためには、新たなメンバーの力が必要です。ぜひ水都国際防災部でともに活動しましょう!」
「新入生や生徒の皆さん、もし防災に興味があったら是非入部してください!とても充実しているので、是非参加しましょう!」
過去の記事はこちら
防災部 防災士資格合格への道(前編:防災部入部から試験勉強)https://osaka-city-ib.jp/blog/gaps/entry-505.html
GAPS 防災部:https://osaka-city-ib.jp/blog/gaps/entry-331.html
防災部がNHKラジオに出演します!:https://osaka-city-ib.jp/blog/gaps/entry-334.html